もう少しだけ、普通の少女でいたかった……
昭和から継和になった世界。
感染したものの一部を人を食べる生物「アンゲルゼ」へと転化させる
天使病と呼ばれる病が世界的に蔓延していた。
主人公の陽菜は中学二年生。
親友の理子、楓と日々平凡に過ごしていた。
沼に訪れる不思議な存在マリアが消えたころ、
理子に異変が現れて……
繊細なホラー描写が美しい作品です。
物語は謎の人物MSの「天使を殺した」という内容の手紙から始まります。
この人物は、一巻の最後の方でわかるのですがちょっと推理っぽくなってます。
少女小説なのに軍に入ってしまうというのは須賀さんらしいです。
結構ガッツリ軍が出てくるので、軍隊好きなひとにおすすめです。
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