書評 感想 本 漫画
日々読んだ本の感想を書いて行きます。 ファンタジー、児童書多めですが、なんでも読みます。
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主人公の光は絵本作家を目指しながらも、鳴かず飛ばずな日々を過ごしてい
た。
そんな、日常のフラストレーションをぶつけたものがデビクロ通信であっ
た。
デビクロ通信とは、デビクロさんというキャラクターと、短いポエムが書か
れた、チラシである。
それを描いては、町中にばらまいていた。
そんな彼の秘密を知っているのは、溶接士の安奈だけだった。
安奈は光の大ファンで、光に淡い恋心を抱いていた。
そんなある日、光が見知らぬ女性に一目ぼれしてしまう。
光の力になりたい
その一心で、安奈は光に協力することを誓うのだった。
映画化もされた作品。
いくつもの恋が重なって奇跡が起こる、恋愛ストーリー。
普通に面白かったです。
夏休みがはじまるというとき、中学一年二組の男子生徒が姿を消してしまいます。
親たちは誘拐や事故を疑いますが、実は彼らは大人たちと戦うため廃工場を解放区として立てこもっていたのです。
親たちが子供を説得しにきますが、子供たちは頑として廃工場から出て来ずに……
とても時代を感じる作品です。昔はこうだったのかとおどろくことがたくさんありました。
あと、とても政治のにおいがしました。
いままで残ってきているだけあって、とても面白かったです。
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